絶景鳴子峡2007

週末の天気が絶望視された台風接近でしたが、時速80kmという速さで過ぎ去っていったので日曜日は晴れ。ということでここ数日が紅葉のピークと思われる鳴子峡に行ってきました。鳴子峡江合川沿いのV字谷渓谷で中を散策できるのですが、相次ぐ落石事故のため今シーズンは遊歩道が通行止めです。だもんで今年は大深沢橋の上から鳴子峡を撮ることをメインとして、逆光にならないようにお昼に行くことにしました。となると、車で行ったらアウトです。大渋滞に自ら突っ込むようなもんですから。かといって全行程電車で行くのは遠回りなので、ギリギリ渋滞していないポイントまで車で行き、そこから電車で行きました。そのポイントが岩出山です。ここには有備館という史跡があるので、まずそこに立ち寄りました。有備館は旧仙台藩の学問所で、セレブ寺子屋かと。


怖ろしく綺麗に撮れました。水の色が結構濃いから空が良く映るのかも。


庭園


茶室


紅葉(楓)はまだまだこれからの模様。


有備館はそれほど広くないので小一時間で見物を終え、岩出山駅から電車に乗りました。いや、ディーゼル車だから電車とは言わないのかも。パンタグラフとか電線とかはありません。


ここから約30分で鳴子温泉ですが、より鳴子峡の見晴台に近い中山平温泉まで行きました。この二駅の間に鳴子峡を通るのですが、一瞬だけトンネルから出るポイントで列車は紅葉につき徐行しました。ビバJR。乗客も大興奮です。


で、すぐに中山平温泉駅に着いたのでバスで鳴子峡へ。5分くらいで見晴台に着きました。
駐車場、満車。
国道47号、大渋滞。
そしてものすごい数の人がいました。まあ日曜で紅葉最盛期で天気が良くてお昼頃だったらそりゃあ混むでしょうね。


肝心の紅葉はまさに絶頂期。空の青、松の緑、そして落葉樹の黄緑、黄色、橙、赤といったカラフルな景色はまさに尋常じゃない。


大深沢橋も(人がゴミのようであることを除けば)美しいです。


大深沢橋から見たV


列車がトンネルに入っていくところ。車窓から見たさっきの景色と逆です。徐行してくれるので撮影もしやすいんですが、大深沢橋の上はカメラマンで占拠状態。


通行止め中の遊歩道(谷底)。


人がゴ(ry のレストハウス


次の列車は別の車両でした。快速こがね号は仙台まで行くはず。



列車を2本見た後、バスで鳴子温泉まで戻りました。鳴子峡から鳴子温泉へ向かう方角は仙台方面なので、すでに帰宅渋滞勃発中。鳴子温泉郷では道ばたにこけしが乱立しています。鎖で繋がれているようにも見えます。意味深です。


鳴子には3年前にも来たんですが、そのとき見かけた温泉の地熱で暖を取っていた黒猫がまだいるかと思って探しましたが以前の場所にはおらず。しかし神社の石段で発見しました!まだ生きていて良かったです。なんか草食ってましたが。


その後適当におみやげを買って家路に就きましたが、今回撮影した鳴子峡の写真のほとんどがピンボケ気味 OTL
有備館の写真は普通なので、鳴子でPLフィルタを使ったせい? でも今までPLフィルタでピントが甘くなったことはないです。今回横着してプログラムモードで撮っていたので、絞り優先で絞っとけばよかったです。そうすると今度は手ブレするんですがね。