霊山

珍しく土曜日にズバッと快晴になったので、福島県の霊山(りょうぜん)県立自然公園に行ってみました。霊山は標高825mの山で、奇岩が多いことで有名です。福島盆地から見ると東の方に壁のような山として見えます。登山口近くの駐車場から見るとこんな感じ。




これは一部分ですが、景観が素晴らしく登山客が多いのはこの辺りです。つーか登る前から絶景。絶景SXGA
気をよくした私は意気揚々と山を登り始めました。でも20分も延々と登ってると息が上がりました。持久走となんら変わんないですね。
で、眺望ポイント・宝寿台に着きました。岩です。落ちたら逝けます。しかも岩に登るには鉄の梯子を登らなければなりません。高所恐怖症の人はまず無理ですね。その宝寿台から下界を眺めると、霊山こどもの村が一望できます。こどもの村は近隣の子供なら一度は訪れたことがあるだろう公園のような施設です。そしてこどもの村とは反対側を臨むと日暮岩が。



次のポイントは少し北にある見下し岩。送り仮名からして「みくだし」だと思ったら「みおろし」でした。ここは梯子無しで登れますが、足を踏み外せばこどもの村まで数秒で逝くことができます。



子供の村SXGA


さらに北に進むと西側最高のポイント・国司です。



国司沢SXGA



ここを見るには逆に岩を降りたところに行きます。この辺で今回のコースの4分の1ほどです。紅葉を見に来ただけなのに何度も身の危険にさらされています。で、その後さらに北上し、絶壁と安全柵の内側を進む親不知子不知を通り、福島盆地北部を一望できる(けど遠くてよく見えない)護摩を過ぎ、開けた平地のある国司舘/霊山城跡に着きます。霊山は859年に慈覚大師よって開山され、南北朝時代には陸奥国府が置かれた由緒ある山ですが、登るのに数時間を要する所に城を構える人の気が知れませんね。
霊山城跡で全行程の約半分、今度は東側を尾根伝いに南下します。するとすぐに霊山最高峰の東物見岩に到着します。さらに南下すると蟻の戸渡りという危険ポイントがあります。両サイドが崖になっていて、通れるところは幅1m弱という恐ろしさです。でもここを過ぎると猿跳岩望洋台があります。でも東側の眺めは西側ほどインパクトがないですね。
その後、東の尾根から西の尾根へと向かう途中に弁天岩日暮岩があります。弁天岩から南東の錦霞渓を眺めた景色と日暮岩から眺めた景色はほとんど同じですが、日暮岩からだと弁天岩も景観に含まれます。



弁天岩より



日暮岩より


中央に見えるのが弁天岩です。ズームすると



東京から5時間かけてバスで来たというツアー客の方々がいました。紅葉ツアーだけに中高年層が多いわけですが、全員が危険を冒して岩に登る様に感銘を受けました。なんて命知らずなんだろうと。家族連れも結構いましたが、小さな子供は担いで登ったんでしょうか?
日暮岩を過ぎると見下し岩の辺りから往路に合流しました。そこからまた数十分掛けて下山したのですが、長い下り坂を延々と歩いたので膝から下に負担がかかり、最後の数十分で脚が痛くなりましたよ。そんなこんなで結局登山時間は4時間に及びました。ハイキング気分では少しきつい行程ですが、辛さを味わった分素晴らしい光景が見られることも確かな山でした。




◆かりん 第1話
出だしからシリアスに血を流してるからBLOOD+を彷彿とさせましたが、ギャグ系なんですよね?でも最後にぶちかましてくれました。
華がっ!!紅い華びらがっ!!
こいつぁすげぇや、必見です!!エルフェンリート並の出血量。


SHUFFLE! 第16話
裏シア怖すぎ。